インテリア・住宅・建築・生活・趣味・季節感に関わる四方山話. ちょっと素敵な物・事・景色・日常などを紹介したいと思います。
[20110716]
OFF RAMP001

毎年この時期になると聴きたくなってレコード棚から持ってきてしまう。
いわゆる名盤と言われるやつですね。
パット・メセニー1982年作品[OFF RAMP]

実はこのアルバム、前年の4月のアメリカンガレージのコンサートでホールの電気がついてからでも再登場する彼らの演奏に感動し、なお且つパットメセニーには思い出のサンロレンッオ以来のフリークであった私にして発売から1月以上遅れて手に入れたのでした。

そのわけは、このアルバムから私が好きだったマーク・イーガンがメンバーから外れてしまったこと。
ジャコと親交のあったメセニーが選んだベーシスト、特に思い出のサンロレンッオではジャコという曲でのプレーは最高でしたし、あのフレットレスベースの無いPMGなんて考えられなかったんですね。

そして[OFF RAMP]前にはオーネット・コールマンとの共作なんかも有ってちょっと難解な方向に行きつつあるイメージも有ったのです。

そして何時もFM放送で流されるのはタイトル曲のOFF RAMP、なにかノイジーなその曲が頭から離れなくて買うのを躊躇していました。

ある日のこと、そうあれは前期試験も終わった(私の大学は夏休み前に前期試験が終わっていたんですね)、今日みたいな良く晴れた日でした。

たまたま私のアパートの在った国立の駅前の増田書店で社会学の本などを物色していた時、ゼミの後輩と会って彼のアパートに遊びに行ったのです。

彼のアパートは国立駅から真っ直ぐ南に下りて行く大学通りを500メートルほど下った丁度桐朋高校の前辺りにあって、周囲の土地から1メートルくらい盛り土をした上に立っている木賃アパートの一階でした。

几帳面な彼らしく片付いた部屋、大学通りの木漏れ日が目の前にチラチラして美しい、少しムゥッとする草と土の臭いがする部屋。
なんともはや良い部屋でした。

そこで彼が気に入っているアルバムをかけてくれたのです。
それがこのアルバムだったのですね。

予想通り最初のあのちょっとノイジーな曲が掛かった時は「ほーらね、こんなのが良いわけ??」なんて心の中で思ったものですが、次の曲を聴いてそのワンフレーズでもはや気になって気になって仕様が無いくらいの気持ちになっていたのです。

[ARE YOU GOING WITH ME?]
この感じは本当に初めて聴いた感じでした。
小さい時からのクラシック、中学時代のポップス映画音楽、高校時代のフォーク、大学時代のジャズ・AOR・ソフト&メロー・クロスオーバー、何処でも聴いた事の無い心地よさ。

ちょっとヨーロピアンな響き。

聴きながら色々話をしているんだけど上の空。
早く駅前のレコードプラントに行きたくてしょうがなかったのでした。

今日掛けているのは当然その日に直ぐ購入したドイツ盤の[OFF RAMP]。

今ではB面3曲目の[JAMES]もお気に入り、あんなに違和感があったその前の「OFF RAMP]は絶対欠かすことが出来ません!

こいつを聴くとあの日の彼の部屋を思い出してしまいます。

あの24歳の暑かったあの日にタイムスリップしてゆくように。

BARCARORE
JAMES


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