インテリア・住宅・建築・生活・趣味・季節感に関わる四方山話. ちょっと素敵な物・事・景色・日常などを紹介したいと思います。
[20110921]
700分の1003

1970年代後半から1980年代後半にかけてアメリカを中心とした音楽世界は一瞬同じ方向を向いた時期があったように思う。
アメリカに追随していた日本も当然同じ方を向いていた。
丁度その時期私は大学生活を送っていた。
バイトをしてステレオのコンポーネントを揃える事はその当時の学生にとってステータスの一部だった。
そうして得ることができた音楽環境でこの巨大な波に洗われるのは誰しも共通の事であっただろう。
バックがジャズをルーツに持つスタジオミュージシャンたちによって作られた、ソフト&メローやクロスオーバー・フュージョン、AORな世界。
この音楽無しに夜も日も明ける事は無かった。

昨日はNHK FMで「今日は一日山下達郎ZANMAI」を聞いていた。
当然日本ではユーミン一派しかり、山下達郎然りでこの世界とかかわりを持っていた。
そのバックを聴くだけでこれはボブ・ジェームスの何々だとか、ジョー・サンプルのピアノそっくりだとか、スティブ・ガットのスネアみたいとか言われた物である。

山下達郎はよりソウルな世界、ブラックミュージックを中心に聴いていたようだが、それを私自身も通過しているんだなあと思い至ったしだいであります。

ゲストに出ていたエグザイルのプロデュースなどをして有名な松尾潔さんはその当時中学生で山下達郎のラジオ番組を耳をそばだてて聴いていたそうな。
そしてそれをガイドにアルバムを手にしていたという。
ウーマック・ウーマック然り、テディー・ペンダーグラス然りだそう。
特にテディー・ペンダーグラスの所で私は耳がダンボになってしまった。
このテディー・ペンダーグラスの「TP」の日本盤は700枚しか売れなくて、山下達郎も松尾潔も日本盤を当然持っているという。そして700枚しか売れていないのにそれをこんな近くの人が持ていると言うのを驚きをもって話していたのである。

それ、私も持てますよ!!って叫んじゃいました。

何故このアルバムを持っているかというと、とにかくいろんなそれらしい、(私にピッタリと来る音源と言う意味)物を聴きこむ内にブラック・コンテンポラリーの世界に足を踏み込んでいたんですね。

ロバータ・フラックからジョージ・ベンソン、コモドアーズ、マイケル・ジャクソン(オフ・ザ・ウォールくらいまでかな)アース。

そしてあるとき聴いた、ステファニー・ミルズ。
これが良くって、そこに書かれていた名前、ティディー・ペンダーグラス。

700分の1001

そしてもう一つ、リチャード・アヴェドンの写真がジャケットだったのは、その当時アル・ジャローの[This Time]とこのティディー・ペンダーグラスの[IT'S TIME FOR LOVE]。
気になっていたので、それを機にこのテディ・ペン聴いてみたのでした。

これが大当たり!!
それで一つ前のアルバムの日本盤が丁度あったので買っていたんですね。
そしてこれも良かった。

しかしそれでも私自身はソウルに行かなくて、
今ではアルゼンチン・ブラジルなラテンの世界をうろちょろしているわけです。

しかし700分の1!!

結局あの頃の音楽がいかに同じ方向を向いていたかと言う事です。
それが80年後半からみんな少しずつ別の方向を向き始めた。
そして聴く側もいろんな方面に散っていたのです。

ジャズにのめりこんだ者、ブラックコンテンポラリーからソウルの世界へ行ったもの、ケルトに行ったもの、ワールドに行ったもの、そしてブラジル・ラテンの世界へ行ったもの。

あそこが分かれ道だったんですね。

今でもこのアルバムは時々ターンテーブルに乗ってます。
700分の1002



管理者にだけ表示を許可する
Top
http://yaha119.blog116.fc2.com/tb.php/1279-9dd436bf
copyright © 2005 山本治彦 all rights reserved.

Template By innerlife02

プロフィール

山本治彦

Author:山本治彦
山本治彦空間制作工場
1級建築士事務所
岡山市古都宿239-6-101
TEL 086-278-5101
FAX 086-278-5102
携帯 090-2865-0970
MAIL yaha119@yahoo.co.jp

カテゴリー

興味を持たれたら

是非、御連絡下さい。相談は無料です。いろんな話を聞かせてください。それも私たちの糧になります。どうぞお気軽に。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる