インテリア・住宅・建築・生活・趣味・季節感に関わる四方山話. ちょっと素敵な物・事・景色・日常などを紹介したいと思います。
[20090314]
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国立駅前富士見通りにレンガ色で中庭のあるビルが出来た時、一階に豚カツ屋が出来ているのを見つけた。
名前は「かつよし」

豚カツ定食が550円チキンカツ定食が480円。
格安だったのでよく通うようになった。
パーマの当たった髪と眼鏡の小太りで何時も笑顔を絶やさないおばちゃんが一人で切り盛りしていた。

私は自炊と外食を半々位でやっていたので、毎回チキンカツ定にしようか豚カツ定にしようか迷いながらも週に3回通うこともたびたびだった。
「2階に今度瀬戸ワンヤさんの店が出来たのよ、また行ってあげて」なんて時々会話をする程度。
何よりの魅力はこの値段でも味噌汁と御飯とキャベツは自由にお変わりが出来る事だった。

欠食児童にとっては嬉しい限り。
特にキャベツは大きなタッパーに氷水を入れて何時もパリパリの奴をよそおってくれた。

何時しか常連と化した私に、揚げ時間を少し間違えた物なんかを「君ちゃんは大きいんだからもっと食べなさい」なんて言いながらドンドン皿に乗せてくれたりもしてくれた。
少しの味の違いなんか判らなかった。
タダお肉がいっぱい食べられる事が嬉しかった。

そんなおばちゃんの故か何時しか食べている人の後ろに次の人が並ぶような人気店になっていた。
学校を卒業して、青山の事務所に通うようになってからは帰宅は10時11時、8時までの営業時間に間に合うべくも無くなったが、それでもちょと早くひけるときは全速力で駅のホームを走りながら「かつよし」さんを目指した。

ある日絶対今日は間に合うと想って駆け込んだら一枚の張り紙がしてあって当分の間休むと言う。
何かあったんだとは思いながらもそれからもいけそうな時は駅を走った。

3ヶ月位した頃だろうか、何度もスカを食らわされたのに懲りもせず、またまた覗いてみた店に明かりがついていた。
勇んで入ってみるとあの笑顔が迎えてくれた。
心持痩せてはいたけれど。

後で考えるとやはりそのとき食べた豚カツ定食は、少し元気が無かったのかもしれない。
私がこの店でとんかつ定食を食べたのは結局これが最後だった。

あるとき以前私が連れて行って、結局本人も常連になってしまった後輩が「あのおばちゃん癌やったんやて。」と教えてくれた。
再開後数日店を明けただけで閉めてしまったという。

それ以来色んな店の豚カツを食べてみた。
「青山井泉」(今ではマイセンと言っている)、四谷「トン金」、自家製のパン粉を使って自信の豚カツを食べさせる店も行った。

でもあの頃食べていた「かつよし」のカツに勝る物は無いのだと想う。

あの笑顔と一緒に食べていたカツに。


やはり豚カツは東京に限ると私は思っている。
なかなかこの岡山では私の気に入るお店は少ない。

しかし「白馬」のカツはいいです。

チキンカツ定食150グラム710円。
ヒレカツ定食100グラム710円。
この値段で満足のいくカリカリふわふわのカツがいただける。

もう一軒お気に入りがあるが次回のご紹介に。


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