インテリア・住宅・建築・生活・趣味・季節感に関わる四方山話. ちょっと素敵な物・事・景色・日常などを紹介したいと思います。
[20091117]
mainiti002

私の父が8年前癌の宣告をされてから、この手の話題は必ず目を通すようになりました。

結局父は13ヶ月後に帰らぬ人となりましたが、私がもし病を得て死ぬとしたらこの癌の確率が高そうに思っているのです。
因みに私の叔父も癌で亡くなっています。

さて今日目に付いたのは、毎日新聞の女性記者の自身による報告。
宣告されたときは、末期の状態ながら13ヶ月後には職場復帰をされたようです。
これからの連載でその辺の事も報告されるのでしょう。

今日の所は、腰痛から癌発見、それから末期の宣言、会社を辞めて故郷に帰った所までが書いてあります。
私が特に印象深かったのは、宣告を受けて診察室を出て、とりあえず待合室の椅子に座って眺めたダクトの這う古びた壁を見た時に「世界はなんて美しいんだろう」と思ったと云う所でした。

私は庭いじりをすることが好きですが、私の父は庭なんてものには目もくれなかった人でした。
しかし手術をして在宅で看護していた半年後くらいに、庭に出て来た父は、私に庭を見ながら「綺麗なもんだなァ~~」と感想を漏らしたのです。

その時私は、父のことがあって手を入れることが少なかった少し寂れた庭を残念に思っていたので「本当は去年の方がもっと綺麗だったよ、何を見ていたの?」などと不機嫌に答えてしまったのでした。

しかし父が亡くなって時が経つと、あの時父は自分の収縮していく生命感をなんとなく感じ、生命にあふれた世界を心一杯に認識していたのだなと思うようになったのです。
今日の新聞の記事の言葉もたぶんそんな心持が思わせた言葉なのかと思ってみました。

その時の心情を彼女は、絶望でもない、悲しみでもない。その時の気持ちは今でも言葉にするのが難しいと述べています。


管理者にだけ表示を許可する
Top
http://yaha119.blog116.fc2.com/tb.php/829-2bfb2156
copyright © 2005 山本治彦 all rights reserved.

Template By innerlife02

プロフィール

山本治彦

Author:山本治彦
山本治彦空間制作工場
1級建築士事務所
岡山市古都宿239-6-101
TEL 086-278-5101
FAX 086-278-5102
携帯 090-2865-0970
MAIL yaha119@yahoo.co.jp

カテゴリー

興味を持たれたら

是非、御連絡下さい。相談は無料です。いろんな話を聞かせてください。それも私たちの糧になります。どうぞお気軽に。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる