木製のちょっとした物には、眼が有りません。
この木製ボールは、ネイティブアメリカンの物。
以前青山にあったZONAという店で購入いたしました。
丁度20年程前宮沢リエがヌード写真集<サンタフェ>を発表したあたりから、サンタフェのブームがあったのです。
このお店はそのサンタフェにあった家具の新作や小物またネイティブアメリカンのアンティークなどを集めていました。
そう言えば、空想の建築家パウロ・ソレリの作った青銅製の鐘なんかも売っていました。
そしてこの店ではおいてあるものすべてが売り物だったのです。
デスプレーに使用している棚も、そして木製のボールも。
このボールを見たとき何かズンズンと心の中に響いてくるのでした。
丁度その時はボールに大理石で作った果物の桃がいっぱい積み上げられていました。
その桃の置物には目もくれずこのボールを買っていたのです。
そう言えば、こんなインテリアショップでCDを売り始めたのも珍しかったですね。
カルロス・ナカイの笛やコヨーテ・オールドマンの作品なんかも買ったのです。
今では何でもこのボールに入れています。
雑多なCDも入れてしまうと絵になってくれるものです。
今日は1920年代のフランスのプリント布を入れて見ました。